電子工作の基礎

　　物体の流れを妨げる働き、力。空気中の動きを妨げる空気抵抗、摩擦抵抗、電気の流れに抵抗する電気抵抗などがある。
電気抵抗の値はオーム（Ω）で表される。

　人に例えれば、動脈硬化で血管の抵抗（R）が上がれば血流（A）を保つために血圧（V）が上がって高血圧になる。
LEDは最大電流を超えると壊れてしまう。LEDを点灯する電圧（順電圧）とそのとき流れる電流（順電流）を抵抗器で調節した（ 参照：LEDを使うときの抵抗値の計算。 　 　

　　抵抗器は電気を流れにくくして電流を調整する電子部品。抵抗率の高い伝導体を使う。

抵抗器の種類

固定抵抗器

炭素皮膜抵抗器	セラミックスの円筒の表面に焼き付けられた炭素の皮膜が抵抗体 らせん状の切り込みで抵抗値を調整 安価　　電子工作で使う
金属皮膜抵抗器	抵抗体はニッケルクロム合金などの金属 温度による抵抗値の変化やノイズが少ない高精度抵抗器

可変抵抗器

可変抵抗器	スライドやつまみを動かすことで抵抗値を変えることができる抵抗器
半可変抵抗器	セ電圧や電流の微調整のために使われる可変抵抗器 回路の組み立て時にドライバで調整

4本線式で１本目は10の位の数字、2本目は1の位の数字、
　　　　（1本目の数字x10 + 2本目の数字）に3本目の倍数を掛けた値が抵抗値Ωになる

    1本目が橙色で3、２本目が橙色で3、3本目は茶色なので10、抵抗値は33x10で330Ω