人に優しい、環境に優しい、易しい内容

やさしい電子工作

Raspberry Pi Picoを使う

Raspberry Pi Pico

 Raspberry Pi以外に普通のパソコン(WindowsやUbuntuなどのノートパソコンなど)につないで電子工作ができるマイコンボードです。 一式1000円前後の安価で高性能なマイコンです。
 

Raspi Pico

Raspi Picoの構成名称

搭載マイコン:RP2040(Dual-core cortex M0+、最大動作周波数133MHz)
SRAM:264KB
フラッシュメモリ:2MB GPIO:26(アナログインプット3 )、温度センサー内蔵
USBポート:USB 1.1×1
サイズ:21 mm × 51 mm


 Raspberry Pi PicoのPythonプログラミング開発環境は、Thonny Python IDEを使う。
Thonny Python IDEはRaspperry Pi OSに標準搭載されているので、 Raspberry Pi Picoを使うパソコンとしてRaspberry Piが使いやすい。
   

Raspberry Pi Picoの購入

 
No部品の名称価格販売サイトのその製品のページ
1 Raspberry Pi Picoピンヘッダ実装済 990円(税込み) KSY、  スイッチサイエンス  接続ケーブルが必要
2 Raspberry Pi Pico 550円(税込み) KSY、  スイッチサイエンス
3 USB2.0ケーブル(A-microBタイプ)50cm 165円(税込み) スイッチサイエンス
4 USB2.0ケーブル(A-microBタイプ)180cm 275円(税込み) スイッチサイエンス
5 ピンヘッダキット 156円(税込み) スイッチサイエンス
   

Raspberry Pi Picoのピンの解説

GPIOピン

上図の緑色GP0〜GP28のピンで26本ある。プログラムで入力か出力にするかを自由に決められる。
GP25は内臓のLEDに割り当てられている。

Groundピン

上図の黒色GNDのピンで等間隔で8本ある。

電源供給とボードへの配電

Raspi Pico

通信ピン

I2C 通信
 I2C(Inter-Integrated Circuit)は、コンピュータとI2C機器とのデータのやり取りをする2本線で通信する方式。データをやり取りするSDAと通信のタイミングを合わせるためのSCLという2本の信号線を使う。 PicoのSDA端子と機器のSDA端子、PicoのSCL端子と機器のSCL端子をつなぐ。複数の機器のI2C機器を制御することができる。機器のI2Cアドレスを指定することで個別に制御できる。
I2C機器:加速度センサー、ディスプレー、オーディオDACなど I2C

I2C
SPI
SPI(Serial Peripheral Interface)は、3本または4本の接続線で構成し、数Mbpsの通信が可能。
温度センサー、

SPI

UART
UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)は、

SPI

アナログ入力

31、32、34番ピンからアナログ入力できる。それらは独立しており、同時に3つのアナログ入力ができる。分解能は12ビット(2の12乗、4096)であり、入力値(0〜3.3V)を0〜4095の値に変換する。 35番ピンADC_VREFで入力する電圧値(3.3V以下)の範囲を変えることができる。 Picoのアナログ入力   Picoのアナログ入力